自律神経失調症は交感神経と副交感神経の乱れから起こる、不定主訴のひとつとも言えますが、自分自身でコントロールできるものではないので、各症状に対して、不快になり、症状が増すと、うつ病やパニック障害を引き起こす場合もあります。
自律神経が乱れると、イライラ・緊張・あせり・不安感・耳鳴り・めまい・憂鬱・やる気が出ない・立ちくらみ・心臓の脈が速い・手の震え・呼吸が浅い・顔だけ汗をかく・手足の冷え・胃の調子が悪い【内臓の働きが減退】・不眠・下痢しやすいなど さまざまな症状があります。
施術は自律神経が正常に働くよう、椎骨【背骨】の変位を主に矯正します。椎骨は後方にズレやすく、その後、回旋変位を伴います。このズレを矯正することにより、神経の働きを改善し、種々の症状改善に繋がればと思います。
ある程度、筋肉が緩み、骨の位置も正しくなりましたら、「体を動かしてみようかな」と言う気持ちになります。いわば整体施術で体のエンジンをかけ、ガソリンがある程度、溜まったら、自助努力も必要ですので、そのような上向きな感情が出てきましたら、是非 運動を心がけてください。特にリズム運動は、エンドルフィン【神経伝達物質】という脳内麻薬が放出し、快楽物質のドーパミンやセロトニンの分泌も期待できます。
あまり知られていませんが、子供の登校拒否や、ひきこもりにも関係していることがあります。ですので、学校に行かないからと、原因が定かでないものに対し、親御様の判断で制圧的に対応する前に、小児を扱う臨床心理士や学校などで常駐しているスクールカウンセラーと相談しながら、お子様を見守ってほしいと思います。子供にも椎骨に対して、強い矯正などする治療院もありますが、そのような事はするべきではないと思いますし、成長過程のデリケートな身体ですから、ソフトにソフトに心掛け、現代ではタッチセラピーの「手当て」をすることにより、心の内をオープンにさせ、リラックス状態を作ります。この手法は、親御様でも数度か、私の手技を見る事により、習得もできますので、是非、実行してもらえれば幸いです。その後も、ご迷惑でなければ、電話相談もいたします。
大人でも子供でも言える事なのですが、小さな自信の積み重ねが、すごく重要になります。まず、現状できることをはじめ、それをノートや手帳に書き、「自信ないな~」とか「やる気が起きないな~」と言う時に、見る癖をつけてください。
外部から整体(呼吸器に関係する部位)、内部から自己暗示、時間医学を併用した正しい習慣づけが大切です。
個人差もありますが、改善する方のほうが圧倒的に多く、穏やかな日常を取り戻していますので是非ご来院ください。
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