うつ病やパニック障害は、私的には、心の病とは認識しておらず、脳の誤作動と解釈しております。セロトニンの不足が言われておりますが、その原因もよく分かっていません。海外では、電流を脳に当て、臨床研究の治療が効果を出しているなどの情報もありますが、不安視される声もあります。

 

整体やマッサージでこのようなうつ病やパニック障害の症状を治すことはできませんが、施術を受け、リラック状態の体を脳が認識して、繰り返し覚え込ますことによって、一時的に改善する方が多くいます。そして、さらに運動ができるくらいに、体調が良くられば、ウォーキングやマラソン、水泳で、エンドルフィン(神経伝達物質・脳内麻薬)を多くだし、セロトニンが少ないなら、違う快楽物質で補う方法も、私は重要だと思っています。

 

実際に海外の研究では、抗うつ薬などの薬を飲む方と飲まない方を対象に行われた研究では、飲まない方が、改善がみられてと聞いたことがあります。もちろん鵜呑みにするのではなく、ドクターと相談の上、自分自身に合う治療法が見つかれば良いと思います。

 

当院では1年ぐらい通われた患者さまで、外に出れず、人と会う事も拒んでいた方が、今では旅行にもいけるようになり、電車に乗って、お友達とランチに行くこともできるようになりました。決して治らない病気ではなく、調子の良い日、悪い日を繰り返しながら、焦らず、急がず、二人三脚で治していきましょう。